新世界の濃い裏情報を伝授

ここでは新世界のディープスポットをご紹介します。


映画館のレトロ看板

新世界の街を適当に散策していたら、あなたはこのレトロな映画看板に出会うはず。

ここ新世界東映では高倉健主演「昭和残侠伝」などの映画が今でも堂々スクリーン上映されています。

この手の映画好きにとってはまさに聖地。

料金も激安ですが、元々は雨で仕事が得られない日雇い労働者の娯楽としての意味合いを込めた料金であったそうです。

とは言え、ここの映画館は全国的に有名な知る人ぞ知る出会いスポットとなっていますので、一般人の入場はおすすめしません。


新世界国際劇場

新世界で映画といえば新世界国際劇場も外せません。

封切りから半年~一年程度経過した誰もが知るA級作品からB級作品まで、三本立てで1,200円という格安料金で楽しめます。

ちなみに、ここでは現在も手書きの映画看板が毎週新しく入れ替わり、激減した看板職人の貴重な収入源として社会的な役割も果たしています。

とは言え、こちらの地下にあるピンク映画館はこれまた知る人ぞ知る超過激スポットですので、間違っても一般人は入らないようにして下さい。


ディープサウス

新世界自体が既にディープ大阪と言えるのですが、その新世界において更にディープな地区が存在します。

いわゆる西成と呼ばれる地区で、信号一つ越えると新世界とは少し雰囲気が違ってきます。

西成は「じゃりんこチエ」の舞台としても知られていますが、我々はこのエリアをディープサウスとも呼びます。

私が子供の頃は、「絶対に信号渡って向こうへ行っらアカンで!!」とよく親から言われたものですが、それが全くの逆効果となり私は足繁く通っていました。

信号一つ越えただけで明らかに物価が下がるので、それが子供には大きな魅力だったのです。

長年観光客から見向きもされなかったエリアですが、日韓ワールドカップを境に周辺に点在する安宿の情報が世界中へと拡散し、今ではバックパッカー御用達の街へと変貌しつつあります。

ただし、日本人観光客は相変わらず皆無といったところ。


飛田新地

西成の一角にある色町。

わざわざ「色町」と書いたのには理由があります。

例えれば江戸吉原にタイムスリップしたような、そんな圧倒的風情がここにはあるからです。

ナイトスポットとかピンク街といったような呼び方は、この街には全く似合いません。

飛田新地の風情ある夜の風景を見たければ生眼で見るしかありません。

というのも、写真でも撮ろうものなら店のババアがすっ飛んできてカメラを取り上げ、地面に激しく投げ捨てるや足蹴りでバキバキに破壊する...といったことが起こっても文句の言えない特殊な土地柄なのです。

まあ、そこまでのことは(滅多に)ないにしても、凄まじい罵声を浴びるのは必至。

よくよく注意して下さい。

元は訳ありで働く女性を写されては困る、といった理由かららしいです。

遊ぶか否かは別として、江戸吉原を彷彿とする圧倒的風情という意味において私のイチオシ観光スポットです。


ネットカフェ「○○○○」

ここの情報はとても公では書けません。

どうしても知りたい方は月刊誌裏ものジャパン2013年12月号を入手して下さい。

ここに泊まれば一生忘れ得ぬ思い出ができるかも!?


スマートボール

温泉街によくあるピンボールが新世界でも遊べます。

ただし、以前は子供でもすんなり入れたのですが、景品交換もできるので市からの指導があったのか、今では大人同伴でも入れなくなってしまいました。


時をかけるパチンコ屋(新世界ニュー三共)

今やパチンコと言えば電動パチンコが主流、というか電動パチンコオンリーですが、新世界では昔懐かし手打ち式のチューリップパチンコ台が今も現役で頑張っています。

私のまわり限定ではありますが、ここを愛情込めて「時をかけるパチンコ屋」と呼んでいます。

注:惜しまれつつも2014年に閉店しました。


和風きつねラーメン

世間的には新世界の食の名物と言えば一にも二にも串かつですが、密かに純和風ラーメンなるご当地B級グルメも存在します。

その実体は、おつゆは立派な和風だしなのですが、そこに投入されるのがなぜかうどんでもなく蕎麦でもなく中華麺なのです。

食べるまでもなくほぼ味の想像が付くからか、未だこの一品をプッシュしようという動きは皆無です。

ただし、串かつとビールの後の〆に食べるにはぴったりですね。

おたべや


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